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なんか いい匂いする

何だっけ週末みたいな名前の

水木金の香り

2014年12月初版発行 150円
うだりお 水木金の香り 表紙 小説 金木犀 秋 橙色 芳香

物語

どうすんの、就職――すんの?
分かんね、すんじゃね。お前は?

大学四年生のボビーは、仲間とアマチュアバンドを組んで音作りに励んでいた。学業よりも楽しいことを優先させ、毎日を気楽に暮らしていたボビーは、女に振られたことを機に引っ越しをすることに。ところがやってきたアパートでは、入居したその夜に、壁が音を立てて鳴り響き、部屋が揺れ始め……。

現代の日本社会が醸し出す《他人に不寛容》という雰囲気。その中で自分はどう生きるべきか、若者の視点で《赦すということ》を描いた短編小説第一弾。

※ギャラリーにて使用される画像の著作権は各著作者に帰属します。

登場人物

手すり 腰かける ニット帽 スニーカー 川沿い
ボビー

大学4年生。仲間と組んだアマチュアバンドのギター担当。就職先が決まらず、進路に迷っているが、物事をあまり深く考えるタイプではない。楽観主義者。自分らしさを大事にしていると同時に、繊細な心の持ち主でもある。

老人 眼鏡 考える 白髪
田辺

アパートで一人暮らしをしている身寄りのない老人。元鉄道員。厳格で意固地。大柄で足が悪いため、外出はせず家に篭っている。社会福祉の網から漏れ、友人、家族もいないが、死別した妻の形見を心の支えに生きている。

※画像は本作品におけるイメージです。被写体と本作は関係ありません。

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作者からひとこと

大学生と孤独な老人の交流を描いたお話です。
『赦し』をテーマに書いた作品ですが、あまりその辺は意識せずに、さらっと読んでもらえると嬉しいです。
季節設定が秋なので、全体を通して『静けさ』や『物哀しさ』といった感情が支配的ですが、その中に残る『優しさ』や『温かさ』といった余韻も楽しんでください!
うだりお 水木金の香り 表紙 小説 金木犀 秋 橙色 芳香

水木金の香り

150円

2014年12月 初版発行
2016年11月 第2版発行

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hanbai

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