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ツナガるって

どういうことだと思う?

ツナガリ

2014年8月初版発行 460円
うだりお ツナガリ 表紙 小説 ハイビスカス 南国

物語

時代は21世紀、どんどんと変化している。それなのに、未だに何百年も前に作られた価値観に従って生きてるなんて、おかしいと思わないか?

物語を進行する滝川愛は、野心に燃える駆け出しの月刊誌記者。彼女はコーポラティブリビングの取材のために『国際村』を訪れる。そこでは、個性豊かな住民達が『ツナガリ』という概念を世間に広めるため、村という集団の中で独特のルールを実践して暮らしていた。取材を進める内に、次第に明らかになっていくそれらルールの真意。
『国際村』とは何か。
『ツナガリ』とは何か――。

現代に生きる日本人が抱えるコミュニケーションの問題を根底から問い直す長編小説。

※ギャラリーにて使用される画像の著作権は各著作者に帰属します。

登場人物

モデル スキニーパンツ 水色 ジャケット 足を組む
滝川愛

月刊誌『スマートリビング』の新米記者。好奇心が旺盛で、仕事に情熱を注ぐ野心家。周囲には大雑把で楽観的に見せているが、本当は繊細で気にしすぎる性格の持ち主。思ったことは何でもすぐ行動に移す行動派。

フォトグラファー 写真 古い アナログ 一眼レフ 思い出
杉内良太

国際村のリーダー。アメリカの大学を卒業後、帰国。就職するも、価値観の違い、社会とのずれに違和感を感じ、国際村の建設に乗り出す。集団と個人では個を、人生と仕事では人生を優先させる。

サーフィン サーファー 朝焼け 朝日 海 浜辺 さざ波 小さい波 抱える
武者聡

久野機工の跡取り息子。父親との確執から27歳で初めて家出する。因襲を嫌い、自由を好む。表面的、閉鎖的な会話が苦手。人生は楽しむもの、そう思っているが、実際は楽しめていない。良太とはアメリカ時代からの親友。

※画像は本作品におけるイメージです。被写体と本作は関係ありません。

読者の声

ツナガリを読んでいた時、色々と思い悩んでいることがありこの本が沢山の生きるヒントを与えてくれました。 夫婦だったり、友人関係だったり、悩みは尽きないものですが、 その中でも生き抜く為に必要な考え方や言葉を教えて頂けるそんな物語です。 難しい言葉が沢山でてきますが、ストーリーとしてはとても読みやすく一気読みしましたが、ゆっくり一つ一つの言葉を拾いながら読んだ時の方が心に響くものがありました。 言葉の力ってすごいですね。 とても内容深く面白い本でした。 人間関係に悩みを抱える人、人生に生きにくさを感じている人、また逆に人を理解したいと思う人にもオススメしたい一冊です。(ツナガリ初版)

作者からひとこと

KYに始まり、コミュ障という言葉を耳にするようになりました。
空気を読む、一を聞いて十を知る、相手の立場になって考える……。非常に高度な能力が皆に求められるようになり、随分とコミュニケーションに対するハードルが上がった気がします。
本当はもっと腹を割って話したい。表面的な付き合いにはもううんざり――。コミュ障と呼ばれる人は、単に自分に正直なだけのようにも思います。
本作は特に若い人に読んでもらいたい作品ですが、コミュニケーション能力が以前にも増して求められる昨今、真にツナガルとはどういうことか、心のツナガリを得るにはどうすればよいのか、そういうことを少しでも考えるきっかけになれば幸いです。
うだりお ツナガリ 表紙 小説 ハイビスカス

ツナガリ

460円

2014年8月 初版発行
2018年4月 第2版発行

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