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電子書籍を初めて読む人へ

日本で電子書籍元年と言われたのが2010年。

それから10年以上が経ちましたが、まだまだ電子書籍は皆さんにとって馴染みのない存在ではないでしょうか。

ここでは、電子書籍を読んだことがない方のために、電子書籍とはどういうものかを説明したいと思います。今後、電子書籍とどう付き合っていくか、そんなことを考えるきっかけになったら幸いです。

1.電子書籍とは

電子書籍とは、電子の本、つまり、データのことです。

KindleやKoboといった電子書籍専用の端末機はもちろん、あなたの自宅パソコンやスマートフォン、タブレットPCでも気軽に読むことができます。スマートフォンやタブレットPCならば、持ち運びにも便利ですね。自宅のパソコンで読んでいた本の続きを、外出先のちょっとした空き時間にスマートフォンで読む、なんてこともできます。 それはつまり、あなたの携帯端末が壊れても、買い替えて新しくしても、同じ本の続きから読めるということです。また電子書籍は、紙の本と比べて、価格が安いことも特徴です。

この機会に、電子書籍での読書体験を始めてみませんか?

2.どうやって買うの?

電子書籍を購入できるオンラインストアでは、例えば、KindleストアではAmazonの、楽天Koboでは楽天の会員登録が必要です。

会員登録を済ませたあと、書籍販売ページで購入ボタンをクリックすれば、決済処理に移行します(購入ボタンはストアによって異なります:例えば、Kindleストアでは配信先を指定して「1-Clickで今すぐ買う」ボタン、楽天Koboでは「買い物かごに入れる」ボタンです)。決済はクレジットカードが基本ですが、ギフト券やポイントなどで決済できるストアもあるようです。

3.どうやって読むの?

電子書籍を読むには、あなたの端末に電子書籍ストアの専用アプリをインストールします(大抵の場合、それらアプリは無料です)。

アプリをインストールしたら、あなたのアカウントでログインしましょう。すると、先ほど購入した書籍が、あなた専用の電子本棚に用意されています。本棚に並んだ書籍の表紙をクリックしたら、電子書籍の読書体験の始まりです!

電子書籍では、文字の大きさや背景色を変えることができます。あなたが読み易いように設定を変えてみましょう。

文章の検索もできます。分からない単語はその場で辞書を引くことができます。覚えておきたい個所にはハイライトを引いたり、メモを残したりもできます。そういった情報がすべて、書籍データと共に本棚に保存されるので、アプリを閉じれば読書は終わり、アプリを開けばいつでもまた、前回終わったところから読み始めることができるのです。

 

最近では、インターネットにつながる環境があれば、専用アプリをインストールしなくても、ブラウザ(InternetExplorer、GoogleChrome、 Safariなど)上で書籍を読めるサービスも増えてきました。そういったサービスでは、ワンクリックで画面上に本が開き、好きな時に好きなだけ本を読むことができます。


さあ、電子書籍への扉は開かれたばかりです。

どうぞその手に電子書籍をとって、新しい読書体験をお楽しみください!

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