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連載小説『特異点5』、第13話『自棄』を公開しました

  • 執筆者の写真: うだりお
    うだりお
  • 2024年4月27日
  • 読了時間: 2分

皆さん、こんにちは。


ゴールデンウィークが近づいてきましたが、皆さんはもう予定を立てましたか? コロナ禍が明けて、外出しやすくなりましたよね。旅行に行く人、家でのんびりする人、仕事をする人、様々だと思いますが、この一週間は自分に甘くする『特別な一週間』にしてみるのもいいかもしれませんね。


さて、今週の更新です。


前回はサムとタケの2度目の出会いを描きました。タケはマサトの家にやってくる人間を待ち伏せして襲っていたのですが、その日やってきたのはサムとケンでした。サムはタケの前でケンの姿を消してみせ、タケはそれと同じ現象を見たことがあるとサムに伝えました。それはタケ達が狩った九鬼清志郎という老人の遺体だったのですが、タケは遺体が消える瞬間を間近で見ていたのは『柴崎』という人物だとサムに教えました。


それを受けて、今回の主人公は柴崎望です。


柴崎は今回、自分がエスウイルスに感染していることを偶然知ってしまいます。エスウイルスに感染すれば、そこから回復することはほとんどありません。そうなると陰性証明書を手に入れることはできず、シンガポールに行くこともできません。それまで母親を探しにシンガポールへ行くことを目標に生きてきた柴崎にとって、その事実はあまりに残酷なものでした。柴崎はひどく落ち込みます。そして絶対に外へ出るなと言われていたにも関わらず、外出してしまいます。すると、もうどうなってもいいと自暴自棄に陥っていた柴崎のもとに警察がやってきます。



今週もどうぞ良い週末をお過ごしください。

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