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  • 執筆者の写真うだりお

連載小説『特異点5』、第8話『青い目のゴリラ』を公開しました

皆さん、こんにちは。


どこか気品のある花の香りが漂っています。

風が冷たく、仲春と呼ぶに相応しい穏やかな日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしですか。


さて、今週の更新です(前シリーズのネタバレ注意)。


前回は、柴崎望のエスウイルス陽性と反社会的集団カミナリを操っていた黒幕、篠田正幸について書いていきました。エスウイルスは一度感染すれば必ず発症する致死性のウイルスですが、柴崎はエスウイルス陽性にも関わらず自覚症状がありません。そこで早見は、柴崎がエスウイルスを抑え込んでいるのは、超人遺伝子が働いているからではないかと仮説を立てました。一方で篠田は、探していたレアメモリが見つかり、カミナリを排除するように指示をしました。篠田は『神と呼ばれる男』から神の世界に行くにはレアメモリが必要だと聞いていたからです。篠田はカミナリを使ってレアメモリを探していたわけです。


そして今回、いよいよ特異点シリーズ最後の主人公が登場します。篠田から用無しとされたカミナリの元リーダー「サム」です。サムは相棒のケンと一緒に『アヤンクマル』を探しています。アヤンクマルの手がかりはカズトモチャンネルにアップされた不思議な動画だけですが、今回、サムとケンは動画の撮影者を知っていると思われる人物に会いにいきます。その人物というのが実はシリーズ1作目『老人狩り編』に登場したあの人物なのですが……。



今週もどうぞ良い週末をお過ごしください。


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