うだりおの超短編小説14作目『ツァラトゥストラは夜明けを知らない』を公開しました
- うだりお

- 22 時間前
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皆さん、こんにちは。
まず最初に、先日の熊本での地震により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
一日も早く、安心して過ごせる日常が戻ってくることを願っています。
さて、8月になりました。
いつの間にか梅雨が明けて、夏本番といった日々が続いています。
暑いですね。「夏が好き!」と言っていた過去の自分を問い詰めたくなるくらい暑いです。
ドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェは「神は死んだ」と言いましたが、この暑さを前にすると、神の不在を嘆いている暇もありません。神がいないのであれば、自分でなんとかするしかない、扇風機の前で涼しい風を浴びながら、そんな厳しい現実を思い知らされる毎日です。どうやら今年も、日本列島は「暑さに負けない強い人間」を育成する方針のようです。
ところで、「強い人間」って、いったいどんな人なのでしょう。
今月の超短編『ツァラトゥストラは夜明けを知らない』は、ニーチェ哲学の「ルサンチマン」や「超人」といった概念をモチーフに、現代社会に生きる一人の女性を描いた作品です。経営していた会社が倒産し、多額の負債を抱えた彼女は、悲嘆にくれながらもニーチェの言葉を支えに「強く」あろうと生きていました。ただ彼女は、自分こそがルサンチマンを抱えて生きていることに気づいていません。他者を蔑み、社会を恨み、それでも超人に憧れる彼女に見えていなかったものとは何だったのか。外に向けて放ったルサンチマンの矢が自分自身に帰ってきた時、彼女はどうしたのか。前作『めんどい』とは違い、少し重い作品ですが、興味が湧いた方はぜひ読んでみてください。
※今年から『うだりおという作家を知ってもらうための超短編プロジェクト』の一環として、物語投稿サイトTalesでも同時公開しております。TALESとホームページ、どちらでも読みやすい方でお楽しみください。
TALESで読みたい方はこちらからどうぞ。


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